白内障手術後のメガネ
山梨で創業119周年、子供メガネ・シニアメガネ・補聴器はお任せ下さい。」セイビドーホームページメガネ・補聴器のセイビドーの社長、輿石丈夫のブログです。
こんにちは、昨日は立冬という事で、いよいよ寒い冬がやってきますね
今年の2月のような大雪が無いことを祈ります
さて本日は、白内障の手術後のメガネについてお伝えします。
あくまでも一般論ですので、特殊なケースなどは個別にご相談下さい。
白内障は外傷や先天性でない場合は加齢によってかなりの方がなる今ではポピュラーな病気です。
目の中にある水晶体が濁り白くかすんで見にくくなる症状がでます。
その手術は水晶体を取って眼内レンズを入れるもの。
眼内レンズは50年以上持つと言われていて、一度入れると入れ替えることはありません。
手術後の目のピントを自由に設定できるのですが、それは眼科の先生の方針によっても変わりますが、最近は遠方に合わせることが多いようです。
昔は老眼鏡が要らないようにとわざと近視にして、近方に合わせていた時期もあったようですが、
手術後遠方をメガネなしで生活したいという希望が多く、現代は遠方にピントを合わせている病院が多いようです。
遠方にピント合わせるという事は近方は老眼鏡を掛けないとよく見えないという事になります。
また、手術を行っても乱視が残るケースも多いので、そういう場合は遠方も近方もメガネが必要になります。
いずれにしても白内障手術後の生活で見にくく不自由な事がどういうことなのかによってメガネが必要か不必要なのかが決まります。
軽い近視くらいに合わせていると遠方・近方ともに不自由なく、メガネがいらなくなったともけっこうあります。
また、白内障手術後は見え方がかなり明るくなるので羞明(まぶしく)を感じる方もいらっしゃいます。
従ってサングラスを掛ける方も多いです。
当社では通常の遠方のメガネでカラーを入れる方が多いです。
またまぶしさがけっこうある方には遮光眼鏡がお奨めです
この遮光眼鏡は暗くならずに、まぶしさの波長だけをカットするので、通常のサングラスよりも見やすい点が特徴になります。
白内障を手術したら終わりではなく、さらにメガネを上手に使い快適な視生活を送っていただきたいと思います
私たちはそのお手伝いをこれからもしていきます。